技術の習得の為には練習は必要だと思います。練習することで正確に出来たり、感覚を掴んだり、自然にスムーズに出来るようになったりします。
量もある程度必要でしょうが質が悪いまま数を重ねてしまった場合、悪い姿勢のまま続けてしまったり、同じ体勢で固めたまま続けてしまったり、作業になってしまったりと小手先、足先のテクニックになってしまう事があります。
だんだんやればやる程、体と脳が固まって行きます。
なので数が出来る=成長では一概は言えないと思います。
人からやらされて人から見たときのウマさだけ求めてしまうとそれになりがちだと思います。
体の方もですが筋肉がついた、100メートルが速くなったと言ってスポーツでのパフォーマンスが全て上がらない事もあります。
筋肉があることも速くなることも必要ですが固くなった筋肉ですと試合では使えないことが多いです。レベルが上がれば上がるほどついて行けないです。
そもそも才能があった選手ですと固い筋肉をつけてしまったが為にマイナスに働く事の方が多い気がします。
固くなり狭い空間でスムーズに動けなくなったりバランスが悪くてケガしたりもしますね。
筋肉がついた=フィジカルが強いではないと思います。
その選手のレベル以下なら通用すると思います。
ボディーコンタクトにしてと筋肉だけでなくて、当たる場所、タイミング、重さ軽さのコントロール、預け方、バランスなど色んな要素があると思います。
なので技術にしても身体にしても外から観る目が大事になると思います。
これでいいのかこれではマズイのか。みるとこが大事になると思います。数が出来る、大きい、速いだけに目が奪われると見落とす事もあるかもしれません。
見落としてもうまく成長して行く選手はいますが(笑)
ちびっ子達は自由でスムーズで楽しそうで誰もが可能性を感じさせます。
そのしなやかなまま成長して、そのスポーツに必要な能力を身に付けて多くの人を魅了する選手になって欲しいと思います。